まだ、日も暮れないのに大夜市にこの人だかり。
剛は、夕食もそこそこにこの人混みに消えて行った。

この喧噪を傍目に、こちらの暖簾をくぐる。

一杯目は「笊籬採り(いかきどり)」
炭酸が強くポンと音がして、ちょっとした苦みと酸味、お屠蘇の味のような、
あとからじわーっと旨味が来る、変わった酒だ。

肴は、天然巨大岩牡蠣、本当に巨大だった。
右上の一合グラスと比べれば大きさが分かる。

二杯目は、十九 無濾過生原酒中取り。
濃ゆい酒特有の甘みとジュワ〜とくる酸味、麹のような粉っぽい独特の香りとコク。
好きな酒だが、多くの人が嫌いだろうな〜。

この時期ホタウニという、天草の赤ウニ。
甘くて濃ゆくて、醤油なんかいらない。

三杯目は、秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 無濾過生原酒
パチパチいってる。ラムネっぽくて爽やか系だが旨味もある。
先日旭川の先生が大阪出身なので、わざわざすすめた大阪の酒。

天草の黄金色の鱧。
大きく切って貰って湯引きにして、梅肉タレで食べるのが旨い。

最後は、奥播磨の燗でしめた。