無垢材のスピーカー2 [オーディオ]
かねてより、工作中の無垢材のスピーカー。
アクロバティックな配線(どうも半田付けが旨いらしい)、百害あって一利無しと指摘を受けた。
箱は、ザグリを含めて府中家具にカットを頼んだ。
前と後ろのバッフル版はメープル、他はマホガニーにした。
ユニットは、Alpair10 MAOP.
スピーカーターミナルは、FOSTEX T-100
順番に若干迷ったが、ぎざぎざの座金は木に当たる部分だろうと勝手に決めて、
後ろの穴あけは自分でした。
座金を落とし込もうとすると、メープルはかなり固い。
こんな感じで穴を開けた。
サイドをクランプでくっつけたが、若干の反りがあった・・・。
バスレフポートはメープル。
吸音材は、コイズミ無線に売ってあったカームフレックス。
側面に1枚、上面に1枚、平行になるところに最低限の量を貼った。
もう一枚サイドを貼って、こんな感じでできあがり。
荏油をちょっと試し塗りした。なかなか良い感じ。
電気カンナでちょいちょいと整えるつもりが、筋がついた。
最低・・・。
40番でひたすらサンディング。
内部配線は12Gの銅線をこのように半田付け。
開口径がでかいと作業がらくちん。
後ろはこんなもんか。
ユニットのカバーは、ヤフオクの佐藤武さんから購入。
けっこう良くできている。
いざ音出し。
グリモーのショパン。
低音は相当出ているし、ボリュームを上げても破綻はしないが、
重いというかなんというか、スカッとしない。
ちょっと思ったのとは違う感じだが、まあエイジングを待とう。
半田はどうも、音に影響するらしい。
だが、しか〜し、Avallon Isisという、ペアで1000万を超えるスピーカーは、
このアクロバティックな配線をしているのだった(笑)。
興味のある方はスピーカー工房軽井沢の記事をお読み下さい。
たしかに、まあこの配線は良くないだろうと納得したので、圧着端子を使うことにした。
折角くっつけたが、ニッパーでちょんと切って、
吸い取り線で頑張って吸い取り。
どうせこの部分は関係ないので、この程度で良しとする。
圧着端子をカシメて圧着、保護カバーをつけて、こんな感じ。
こういう順番でつけることにした。
ところで、音だが、明らかに変わってきている。低音がズンズン来るようになった。
いい音になってきたのか??? ちょっとバスレフ臭さが出てきた。
これは半田の影響だろうか? それともエイジングの性か?
もうちょっと待って、低音があまり強調されるなら、吸音材を入れるより、
ツイーターを追加するか?
昔、スーパーツイーターをいれると、高音より低音のほうが良くなるって、
聞いたことがあったような、なかったような・・・。
2014-07-18 23:29
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なんだか・・・どんどん・・・
作るものが本物?ちっくになっている!
少々のスジは素人なんだから
問題ないとして、凄いスピーカ職人化してきてますね(驚
by kaorimax (2014-07-19 21:19)
作っているものより、作るための道具につぎ込んでますから〜。
こんどは、スピーカー作りの工具を公開致します。
by 三太 (2014-07-19 21:45)