最初は、高音が刺さり気味だったので、
インシュレーターは木片で聴いていた。

徐々にこなれてきて、高音がちょっと足りないか?
と思い始めたので、金属スパイクを入れてみた。

カラヤンとリヒテルのチャイコフスキーピアノ協奏曲1番。
中学高校の6年間ずっと毎日昼休みにかかっていて、擦り込まれた曲。

エソテリックのSACDと聴き比べ。
SACDプレーヤーは相当検討して買わなかったが、
内緒の代替案で、どういう分けかうちではSACDがばっちり聴ける。
エソテリックがずっといいはずなのだが、
若干高音がもたついて、低音がブーミーに聞こえる。
ほんの若干だが・・・。

箱を大きくしすぎて、低音の出すぎだろうと思ったので、
(サインスイープを出して測ればいいのだが、あの音が嫌いなので)
自分の耳を信じて、とりあえず吸音材を入れることにした。
とりあえず、サーモウールとシンサレートという吸音材を買った。

ユニットを外していろいろする日が来ることを見越して、
ゴムはまだ貼っていない。

で、吸音材を入れる前に、ワトコオイルを一塗り。

吸音材は迷ったが、サーモウールを使うことにして、とりあえず半分に切った。

さらに裂いて、その半分を片方に入れることにした。

側面にはすでにカームフレックスという吸音材が入っているので、上面に入れることにした。
穴から押し込んで、押しつけて整えればできあがり。
貼り付けてもいいが減らすのが大変になるので、しばらくコレで様子を見ることにした。
ここで気づいたのが、10cmより小さいユニットだと、
穴を介して手では作業ができないだろうということ。
5cmならピンセットでできるだろうが、8cmは中途半端でダメだな。

ユニットカバーも買ったのだが、ネジが短すぎた。

吸音材の効果は、バッチリ期待したとおり。
ボリュームのつまみが今までより、余計に回せるようになり、
低音が好みの音に近づき、相対的に高音が出るようになった。